江奏会 創部70周年記念講演開催

江奏会 創部70周年記念講演開催

私達、江奏会(平塚江南高校吹奏楽部OBOG会)は、会員相互の親睦と現役生の支援を目的に、26年間活動を続けてまいりました。
2021年が母校創立100周年、吹奏楽部創部70周年でしたので、記念演奏会を企画いたしましたが、コロナ禍のため開催を延期いたしました。2022年に入り小康状態となったことを受けて、11月12日に、「平塚江南高等学校創立100周年・吹奏楽部創部70周年 記念演奏会」と銘打ち、この4月にオープンした、ひらしん平塚文化芸術ホールにて開催いたしました。
まず、第1部は現役生による演奏です。現顧問の小板先生、前顧問の渡邉先生、そして現在指導をされている深山先生の指揮により、マーチ「プロヴァンスの風」、残酷な天使のテーゼ、影武者、名探偵コナン メインテーマの4曲が披露されました。
続いて、第2部は江奏会コーナーです。最初にオーボエ、フルート、ファゴットによる木管アンサンブルで、木管楽器特有の柔らかい音の調べでお客様を魅了いたしました。続いてトークコーナーでは高19回生から現役生まで、楽器を選んだきっかけや現役時代の苦労話など、歳の差を感じさせない、会場の盛り上がりでした。そして第2部最後は、ジャムセッションです。顧問の小板先生、前江奏会会長の木﨑氏をはじめ、今も音楽に携わっている6名が、On The Sunny Side Of The Streetと聖者の行進を演奏。アドリブでそれぞれの感性を交換すると同時に、お客様とともにリズムとメロディの余韻を楽しみました。
そして、第3部は初挑戦のメイン企画で、演奏したのは現役生、第2部で演奏した卒業生、この3月に卒業した74回生有志、そして参加の呼びかけに応えてくれた市内7人の中学生です。観客席の皆様にはファシリテーターのリードにより手拍子やボディパーカッションで演奏に参加していただき、会場は大いに盛り上がりました。
また、私たちはこの70年という節目に吹奏楽部の記録もしっかり残し、次世代に伝えていきたいと考え、記念誌を作成いたしました。創部以来の部長に執筆依頼し、集まった原稿はすべて掲載いたしました。この記念誌発行に際し、江南同窓会のご協力により年表も入れた冊子を仕上げることができました。
今回ほどの大きな演奏会は江奏会にとって初めての企画でしたが、多くの皆様に支えていただいたお陰で盛会裏に行うことができました。特に江南同窓会からは多くのご支援をいただき、この場をお借りしてお礼申し上げます。
                                江奏会会長 今坂 正(髙28回生)