東京医科大学 落谷孝広教授(高28)のご講演

東京医科大学 落谷孝広教授(高28)のご講演

令和5年度同窓会総会第1部での講演会では、同窓生の東京医科大学 医学総合研究所 分子細胞治療研究部門部長 落谷孝広教授(高28)に講演をして頂きました。
 落谷さんは、1988年に大阪大学医学部で博士号を取得後、1991年から米国留学、1993年より長らく国立がん研究センターで分子腫瘍学、分子細胞治療研究を続け、定年を迎えてから東京医科大学で研究を続けられております。
 また、政府(内閣府やAMED)の評価委員や日本細胞外小胞学会・理事長なども務められております。
エクソソームという細胞間の伝達物質と「がん」の研究で世界をリードし、ノーベル財団の講演に招待されるなど世界のトップ1%に入る研究者として知られております。
 今回の「がんにならない、がんに負けない、がんと共に生きる社会の実現」と題した講演では。血液1滴でがんを早期診断するという「体液中マイクロRNA診断」といった自身の研究成果をはじめがん予防や早期発見の重要性、治療などに役立つ知識を披露されました。